隔週開発アップデート – 2024/3/6

概要：

この数週間はリキッドファーミングプロトコルの改良とdAppsステーキングV3への移行に向けたコントラクトの更新において前進がありました。焦点はコードの品質向上、監査に向けた準備、V3へシームレスに移行することでした。さらにユーザーが直面した問題に対処し、リキッドステーキングコントラクトのロジックを更新し問題解決を行っていました。

スマートコントラクトの進捗状況

リキッドファーミング開発担当 – Danny：

限られた時間のなかでリキッドファーミングの開発は順調に進展し、監査に向けた準備がほぼ整い、関数コメント、ストレージ変数の再配置、関数の可視性修正などコントラクトのフォーマットがより明確で一貫したものに更新されました。また、重要なマイルストーンとしてリキッドファーミングプロトコル内で$ALGMを分配できる新しいコントラクトが導入されました。

$ALGM配布コントラクトに対するコードカバレッジ、デバッグ、フォーマットの作業が完了しサポートされているdAppsへ$ALGM配布が簡潔になりました。さらに、プロトコル全体に$ALGM APRボーナスシステムが導入され、NFTをロックして追加の$ALGMを受け取れるようになりました。アプリの使用感も改善され、今後は監査官や一般ユーザーの為の品質向上やトークンペアやdAppsを追加してスケーリングのテストも行っていきます。

リキッドdAppsステーキング・ベスティング開発担当 – Alex：

dAppsステーキングv3以降に向けたコントラクトのアップデートは機能テスト、コア機能のテストを経て完了しました。ユーザーの残高を集計し今後の正確な報酬計算に活用しています。

Arthswapアダプターで特定された問題はコントラクトの修正が行われました。さらに、dAppsステーキングv3に向けリキッドステーキングコントラクトのロジックが更新されました。未公開プロジェクトの修正は監査後に行います。

今後のマイルストーン：

リキッドファーミング：

監査の準備： 監査官と一般ユーザー両方に対応した監査基準を満たすプロジェクト品質

スケーラビリティテスト： トークンペアやdAppsの追加に対するストレステストを行いプロトコル機能を拡張

リキッドステーキング：

監査の準備： 未公開プロジェクトの可読性を高め監査基準のコンプライアンスとセキュリティを確保

監査後の修正： 監査後に特定された問題に対処し、堅牢で機能的なコントラクトを作成

これらの継続的で献身的な取り組みはAlgemエコシステムの成長並びに成長し続けるAstarエコシステムと親和性があります。皆様な継続的なサポートが安全で効率的なプラットフォームを提供することを可能にしています。

アルジェムについて

アルジェムはアスターネットワーク上に構築されたdAppで、リキッドステーキングとリキッドレンディングという2つの主要機能を開発・提供しています。これら2つのソリューションにより、$ASTRホルダーは保有資産を最大限活用することが可能になります。

リキッドステーキングとリキッドレンディングを活用することで、ユーザーは資金運用効率を高めネットワーク内の流動性が高まることでアスターネットワークとポルカドットの持続的な成長をサポートしていきます。

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