隔週開発アップデート – 2024/5/8

概要：

ユーザーの皆様へ。開発チームよりリキッドファーミングとリキッドステーキングに関する最新情報をお届けします。過去2週にわたりダニーとアレックスはプロトコル構造の改良、コード機能の向上、次期開発段階の準備に取り組んできました。プラットフォームのパフォーマンスとユーザーエクスペリエンスの向上への取り組みを深堀してみましょう。

スマートコントラクトの進捗状況

リキッドファーミング担当 – ダニー：

前半はV3プロトコル構造に関する重要な決定が行われました。UIはVaultsコントラクトへ統合されLPトークンのラップ/アンラップが不要になりました。ただしフロントエンドとの後方互換性に関するコントラクトを維持しアクティブVaultsに関する情報収集をする便利な方法を提供することが決定されました。

後半は以前行った改良を基に更なるコードの改善とバグ修正に集中し、大半の時間を新しいコードのテストとデバッグに費やしました。また単一通貨で報酬を受け取るオプションを追加しユーザーの利便性を大きく向上させました。次週はメインネット用のコントラクトを準備し開発プロセスにおける重要なマイルストーンを記録する予定です。

リキッドdAppsステーキング & ベスティング担当 – アレックス：

前半はリキッドステーキングV2の作業を開始し必要に応じて機能を選択的に一時停止するロジックを導入しました。プロトコル内の任意の機能を選択的に一時停止することで柔軟性と制御性が向上します。

各サブ期間および期間ごとにユーザー残高を記録するための不要なロジックが削除され、効率が最適化されました。インスタントアンステークのロジックが調整され、主要なシナリオに対するユニットテストが作成されました。次週は機能性の徹底的なレビューを行いコード監査の準備とテストネットワークにコントラクトを展開する予定です。

後半はコードの読みやすさと効率性を向上させるためのロジックコンポーネントを洗練させました。ステーク/アンステークに関するコントラクトを最適化しガス代を削減し全体的なパフォーマンスが向上しました。堅牢性と信頼性を確保するために追加のシナリオテストも行いました。NFT所有者へのキャッシュバックを計算するロジックに変更を加え、コードの読みやすさが向上し複雑さが軽減されました。次週の予定は監査用コードの準備完了とテストネットの開始です。

今後のマイルストーン：

開発チームの献身的かつ継続的な作業によってリキッドファーミングプロジェクトは劇的な進歩を遂げています。

今後のロードマップでは以下の項目を掲げています：

V3とリキッドステーキングv2に対するコード改善と網羅的なテストの完了

デプロイや監査に向けてコントラクトを準備

コード機能性とガス代の最適化

信頼性と安全性確保に向けたテストの継続

ユーザーの皆様が自信をもってDeFiに参加できるような堅牢でユーザーフレンドリーなプラットフォーム開発に今後も注力していきます。

皆様の継続的なサポートに感謝しています。

アルジェムについて

アルジェムはアスターネットワーク上に構築されたdAppで、リキッドステーキングとリキッドレンディングという2つの主要機能を開発・提供しています。これら2つのソリューションにより、$ASTRホルダーは保有資産を最大限活用することが可能になります。

リキッドステーキングとリキッドレンディングを活用することで、ユーザーは資金運用効率を高めネットワーク内の流動性が高まることでアスターネットワークとポルカドットの持続的な成長をサポートしていきます。

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